テーパーキャンドルの作り方 (1) 蜜蝋シートを使って

染められた蜜蝋シートを使用して、キャンドルに色を付ける方法の続きです。

複数色の蜜蝋シートを重ねて巻き、キャンドル表面に模様を作る例として「マーブルキャンドルを水引風に蜜蝋シートで作る方法」で実践しました。キャンドルを作る際、「巻く途中」で、シートのレイヤー順序を意図的に乱し重ね、模様を作りました。

では、思い描く模様を作るために「巻き始め」の時点から、複数色をキャンドル表面に表現する方法はあるのでしょうか?

この場合、「巻こうとしているシートの片面が、キャンドル表面になる」ということを念頭に置くことがポイントです。手順として、片面に複数色が現れるようにシートを重ねると、巻く途中は常に複数色が現れるようになります。

2種類のシートの重ね方を同時に比較しながら見ていきます。蜜蝋シートをカットします。

4枚の直角三角形の桃色と黄色のビーズワックスシート

各列のシートを重ねます。左列2枚はシートの高さを違わせるようにし、右列2枚は高さと底辺を同じ長さずつ違わせます。

4枚の直角三角形の桃色と黄色のビーズワックスシートを重ねた後

裏返して、芯を置き、巻いていきます。

重ねた直角三角形の桃色と黄色のビーズワックスシートを裏返して芯を置く

下記画像が巻き終わりの完成図です。左側は、巻き始めから終わりにかけて、2枚の高さの差が収束してく様子が模様に現れています。一方、右側は、終始、2枚の高さの差が一定ですので、模様の幅が一定です。

重ねた直角三角形の桃色と黄色のビーズワックスシートを巻き終わり完成

シートの片面がキャンドル表面になるという前提では、必ずしも複数色を2枚「重ねる」必要はありません。1つの表面に複数色現れるようにシートを「並べれば」、事足ります。「レイヤーキャンドルにビーズワックス」の方法に沿って、螺旋模様を作ることができます。

直角三角形を赤色と黄色で構成するように、シートをカットします。

ビーズワックスシートを重ねずにキャンドル底辺に対して平行線以外の模様手順1

離れないように、2つの部分を接合します。

ビーズワックスシートを重ねずにキャンドル底辺に対して平行線以外の模様手順2

芯を置き、巻き始めます。

ビーズワックスシートを重ねずにキャンドル底辺に対して平行線以外の模様手順3

巻き終わると、螺旋模様になります。

ビーズワックスシートを重ねずにキャンドル底辺に対して平行線以外の模様手順4

次回は、複数色を2枚重ねて巻く際に生じる、巻き込む内側と外側の円周差を利用した螺旋模様作りです。